1)リンパケアの施術は痛いのか!?
リンパマッサージ、リンパドレナージュ、リンパケア、リンパ…リンパと名がつく施術について。
このサイトでは、「リンパケア」でお話しを進めていきます。
よくある質問として、「リンパケアは痛いですか」というものがあります。
一言で痛いか、痛くないかと答えられないため、いくつかのパターンに分けてお伝えしていきます。
実際に施術を受けて痛かったリンパケアの実例
なぜ、「痛い」という印象を持っている人がいるかというと、周りの人たちの中に「リンパケアを受けて痛かった」方がいるか、自分自身がリンパケアで痛い思いをした経験があるか、です。
周りの人たちというのは、実際の知り合いや知人、ご家族だけではなく、伝え聞いたことも含むでしょう。
この伝聞は人によって様々で、ケースが分かれてしまうため、ここも分けていきます。
①リンパケアの施術で青あざが出来たり、施術後に何らかの不都合が起きた
この場合は、残念ながら施術自体に疑問がわきます。
どのような施術スタイルで、その技術がどうだったかということを詳しく聞いていかないとわからないところがあります。
今回のケースは、「青あざ」ができた、ということがポイントです。
身体に外的症状が現れる事自体、間違っているのです。
怪我に近いです。
ここで痛みを感じていたとしたら、それは危険です。
無理な、間違った施術は、リンパ管を押しつぶして、かつ内出血を起こしてしまいます。
リンパは流れが止まることはありませんが、流れを促してあげることで身体の中の新陳代謝が高まったり、老廃物を排出しやすくなります。
基本的には痛みはないものです。
私からアドバイスをするなら、危険な施術をするサロンでは受けないほうがいい、ということになります。
②青あざなどもなく、後に痛くないけど、施術中に痛かったケース
施術自体は間違っていないけど、痛く感じる場合があります。
まず、人によって感じ方が違います。
痛みに弱い人もいれば、痛みに強い人もいます。
体調や身体の状態によっては、触れられるだけで違和感を感じる場合もあります。
これは、リンパケア以前の問題になります。
正しいリンパケアについて
リンパケアの施術自体は痛くない
そもそも、リンパケアはリンパの流れに沿って施術をしていきます。
リンパには浅いリンパ管と深いリンパ管があります。
浅いリンパ管というのは、表層を流れるリンパ管のことであり、
非常に繊細な部分も含みます。
一番浅いところでも0.2mm。
少し深めでも2mm程度です。
無理に押し付けたり、力でねじ伏せたりなどは必要ありません。
優しい圧で撫でるようなタッチケアで充分なのです。
気持ちのいい施術です。
美容的なコリであれば、浅いリンパ管へのアプローチで充分だったりします。
前述しましたが、リンパは流れが止まることはありませんが、流れを促してあげることで身体の中の新陳代謝が高まったり、老廃物を排出しやすくなります。
基本的には痛みはないものです。
また、リンパの流れは非常にゆっくりのため、優しくゆっくり擦ってあげるのが基本です。
施術の方法としては、力ではなく圧が大事です。
力で思いっきりねじ伏せることで怪我のような危険な施術になっていきます。
リンパケアで痛みなどを生じることもある
リンパ管には深いリンパ管があります。
内臓付近や深部のリンパ管は優しく撫でるだけでは届かない部分になります。
わたしたちは「深部のコリ」と表現することがあるのですが、
様々な症状が「深部のコリ」によるものであれば、深い部分にアプローチすることになります。
深めの圧が必要になってきます。
必ずしも痛いわけではないですが、身体の状態によっては、施術中に痛みを感じることもあります。
ですが、持続してその後も続いたりはしません。
むしろ施術後はすっきりするでしょう。
リンパケアでくすぐったいこともある
痛みとは異なりますが、リンパケアを受けた際に「くすぐったい」という違和感を感じる方がいます。
これは、リンパケアの滞りで起こるのではないかと推測されます。
だんだん体調が整い、血液循環やリンパの流れが整えば、くすぐったさはなくなるケースがほとんどです。